
Road Marking
路面標示
路面標示は、法律で定められた幅・厚みで線や文字、記号を道路に描くことにより、歩行者やドライバーの交通の安全・円滑を図る、非常に重要な交通インフラの一つです。
より見やすく、より通行しやすい道路にするため、地形や交通量といった様々な条件を考慮して設置・施工を行っています。
ラインの設置は道路工事の仕上げです。少しでも早い交通規制開放のため、作業の安全性とともに迅速さも要求されます。
路面標示の主な工法
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溶融式
粉末の材料を180~220℃で加熱して液体にし、冷めると硬化する性質を活かしてラインを引きます。
主に横断歩道や矢印、駐車場の区画線などに多く用いられている、最もスタンダードな工法です。
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ペイント式
車両側面に搭載された装置から、塗料をスプレーのように路面に吹き付ける工法です。
溶融式と比べ塗膜圧が薄く、除雪等による剥離が起こりにくいため、当社が立地する飛騨のような積雪地域で多く用いられています。
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貼付式
文字やイラストを路工に直接貼り付ける工法です。
溶融式やペイント式では施工が難しいような、複雑なデザインやカラーも施工が可能です。