ROAD
MARKING
路面標示

路面標示

Road Marking
路面標示

路面標示は、法律で定められた幅・厚みで線や文字、記号を道路に描くことにより、歩行者やドライバーの交通の安全・円滑を図る、非常に重要な交通インフラの一つです。

より見やすく、より通行しやすい道路にするため、地形や交通量といった様々な条件を考慮して設置・施工を行っています。

ラインの設置は道路工事の仕上げです。少しでも早い交通規制開放のため、作業の安全性とともに迅速さも要求されます。

路面標示の主な工法

  • 溶融式

    溶融式

    粉末の材料を180~220℃で加熱して液体にし、冷めると硬化する性質を活かしてラインを引きます。

    主に横断歩道や矢印、駐車場の区画線などに多く用いられている、最もスタンダードな工法です。

  • ペイント式

    ペイント式

    車両側面に搭載された装置から、塗料をスプレーのように路面に吹き付ける工法です。

    溶融式と比べ塗膜圧が薄く、除雪等による剥離が起こりにくいため、当社が立地する飛騨のような積雪地域で多く用いられています。

  • 貼付式

    貼付式

    文字やイラストを路工に直接貼り付ける工法です。

    溶融式やペイント式では施工が難しいような、複雑なデザインやカラーも施工が可能です。

Long Life Line
LLライン

LLライン(ロングライフライン)とは、その名の通り通常の区画線よりも耐用年数が長い区画線です。

切削した路面の中に路面標示を設置することで、通行車両や除雪車両による摩耗・剥離が抑えられるメリットがあります。

断面の比較

  • 通常工法

    通常工法

    路面の上に直接設置するため
    必然的に厚みが出てしまう

  • LLライン

    ※アスファルト舗装/幅150mmのみ施工可能

    LLライン

    切削した舗装の中に塗料を
    埋め込むことで、路面がフラットになる

施工の流れ

  1. STEP1.
    路面の切削

    路面の切削

    専用の切削機械を使用し、1.5mmの深さで路面を切削します

  2. STEP2.
    プライマー塗布

    プライマー塗布

    通常の路面標示と同様に、接着力を強めるための下地処理を行います

  3. STEP3.
    ライン施工

    ライン施工

    切削した部分に1.5mm厚のラインを施工することで、フラットな路面が実現します

施工のご依頼・お見積りは、以下よりお問い合わせください。

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薄層カラー舗装

Road Coloring
薄層カラー舗装

急なカーブや交差点、スクールゾーンなど、より安全性が求められる場所にカラーリングを施すことで、危険箇所の周知や走行レーンの識別、景観との調和などを図ることができます。

さらに硬質骨材を含ませることで凹凸が生まれ、滑り止めの効果も得ることができます。

  • 薄層カラー舗装のイメージ
  • 薄層カラー舗装のイメージ
  • 薄層カラー舗装のイメージ